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【台風被害の備えをし、安心できるお住まいで快適な生活を!!早めの対策は雅MIYAVIへご相談ください!!】

2021年5月22日

日本は世界的に見ても台風や地震といった自然災害が非常に多い地域です。
台風に関しては、7月から10月にかけてが最も多く、毎年この時期になると台風によって被害を受けたお客様よりご相談を受け、台風被害の恐ろしさを改めて実感いたします。
記憶に新しい台風被害では2018年の台風21号。関西・東海地方に大きな被害をもたらし数か月たっても復旧が間に合っておらずブルーシートで応急処置が施された屋根をいたるところで見かけました。
こちらのページを御覧いただいている方の中にも、過去台風被害にあわれ大変辛い思いをされた方、今後の台風に不安を感じているという方もおられるのではないでしょうか。
特に、最近の台風は上陸時期が初夏から晩秋までと期間も長く、大型化しています。被災しないためにはこれまで以上の対策が必要になります。
台風被害を受けて辛い思いをされる前に、お住まいの台風への備えやメンテナンスを早めにされることをおすすめいたします。

【瓦屋根】

台風21号でも、関西地方において最も多く被害を受けた屋根が瓦屋根です。
強風による影響を受けやすく、万が一飛散してしまうような事態になれば屋根材の中で最も重い瓦ですから人に当たってしまえばけがにも繋がり大変危険です。
台風前には瓦のずれや割れ等をチェックするようにしましょう。ただし、屋根に登るのは危険です。屋根の点検はプロに任せるよう業者へ依頼しましょう。

【スレート屋根、金属屋根】

スレート屋根や金属屋根の角をカバーするために被せられている板金が棟板金です。台風後に棟板金が剥がれた、庭に落下したなど多くの棟板金に関するご相談があります。
台風が原因になったことは間違いありませんが、気温差、風、雨などの水分など常に大敵に晒されていることで経年劣化が進み、被害を受けた屋根の多くが台風によって被害を受けることが必然だったということも多々あります。
築10年以上経過し、一度もメンテナンスをしたことがないという方は台風前に現状を確認してもらい必要なメンテナンスをすることをお勧めします。

【漆喰】

瓦屋根で棟瓦、丸瓦、のし瓦を固定しているのが漆喰です。
経年劣化で固定力が弱くなり、瓦の落下や飛散の原因になることがあります。
また剥がれたりすると、そこから雨水が浸入し雨漏りの原因にもなりますので、剥がれやひび割れなどがないか確認しておくことをお勧めします。
漆喰と聞いてどこの部分だろうと思われる方も多いかと思います。
この機会に、瓦屋根のお住まいの方はぜひ一度ご自宅の外から屋根をご覧いただけたらと思います。
瓦が葺かれている面の部分から棟瓦が設置されている立ち上がり部分をご覧いただくと、半月状の空間があります。
棟瓦を固定する土に表面から雨が当たらないよう、漆喰を詰めることで強度を守っているのですが漆喰が良好な状態であれば白く、
劣化により漆喰が崩れてしまい中の土が見えてしまっている状態であれば要注意となります。

【雨どい】

落ち葉やゴミが溜まっていないか、詰まっていないかをチェックしてください。
排水がうまくいかず、溢れてしまうと、雨水が家屋に浸入することもあります。
雨樋は、降ってきた雨を地上や下水へと排水するための道としての役割があります。
最近ではゲリラ豪雨なども多く、雨水の排水はお住まいにとって非常に大切な存在です。
この機会に雨の日にご自宅の雨樋を点検していただき、雨樋の穴から水がドバっと落ちてきたり、雨樋から雨水があふれていたりいった症状がある場合は要注意です。

【外壁】

お住まいの外壁に亀裂やひび割れ、窓枠のコーキングに損傷がないかを点検してみてください。
普段の雨では大丈夫でも、長引く雨や横殴りの雨が吹き付けることで、損傷部分より雨水の浸入に繋がることもあります。
雨水がお住まいに浸入することで、構造部まで傷めつけてしまう事もありますのでご心配な場合は早めのメンテナンスをおすすめいたします。