施工事例
京都府京都市|劣化したスレート屋根のカバー工事
施工前
施工後
施主様 | H様邸 |
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年月 | 2021年3月 |
地域 | 京都府京都市 |
工事種別 | 屋根カバー工事・外壁塗装工事 |
屋根の経年劣化
築約20年のお住まいでスレート屋根(カラーベスト)が経年劣化により、サビや色あせひび割れなどが発生し、耐久性も低下しこのまま放置しておくと雨漏れなどの危険性がありました。
屋根材のスレートのほとんどに痛みがあり、この状態では割れて飛散し近隣の建物へ被害を与えてしまう可能性もあります。
この状態では、塗装だけでは補修できないため既存屋根の上に新しい屋根材を被せるカバー工法をご提案させていただきました。
また、外壁にもひび割れや汚れもあり劣化が見られましたので屋根工事と外壁工事もご依頼いただきました。
足場の組み立てとシートの設置
屋根工事は足場の組み立てからスタートします。
安定性のある足場組をし、シートも設置します。
シートを設置することで粉塵や騒音を防止することができ工事中、近隣の皆様へのご迷惑にならないようにします。
棟板金の撤去
カバー工事は屋根の古くなった棟板金の撤去からスタートします。
防水シート(アスファルトルーフィング)を敷設
元屋根を綺麗に洗浄後、防水シート(アスファルトルーフィング)を敷設し屋根の防水をします。
軽量金属屋根の張り付け
軽量の金属屋根を張り付けていきます。
屋根材は超軽量で丈夫なスーパーガルテクトを採用しました。
屋根のカバー工事完了
こちらが工事完了後の屋根です。
屋根のカバー工法は断熱機能・防水機能にも優れた工法で葺き替え工事よりも費用面でのご負担が少なく、工期も短く済みます。
また、屋根の廃材などが出ることもなく廃材処理費などもかかりません。
屋根を被せる工法ですので、耐風性や耐震性も気になる方もいらっしゃいますが、屋根材1枚1枚をビス止めして固定しておりますので、飛散する心配もございません。
耐震性につきまししては、屋根の重量は3割程度増しますが大多数の建材メーカーでカバー工法が行われることを前提に軽量で丈夫な屋根材を製作しておりますので多少の重量増は耐震性の低下にはなりません。