施工事例
京都府京都市|屋根塗装、外壁塗装、和室の内装リフォーム
施工前
施工後
施主様 | S様邸 |
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年月 | 2021年8月 |
地域 | 京都府京都市左京区 |
工事種別 | 外壁塗装、屋根塗装、和室床改修工事 |
地元業者より屋根修理の提案を受けたことがきっかけで、工事を検討されるようになり弊社にご相談をいただきました。
S様は、屋根は美観よりもコスト面と耐震を重視した施工がしたいとのご要望でしたので、屋根は破損している部分の一部交換と漆喰工事をご提案させていただきました。
外壁はクラックやチョーキング症状が見られたため塗装工事をさせていただくことになりました。
また、1階の和室の床を補強しフローリングに変更したいと内装工事もご依頼いただき、今回、屋根、外壁、内装工事をお任せいただくことになりました。
施工前の屋根1
こちらは施工前の屋根です。瓦の破損やズレなどがありました。
施工前の屋根2
こちらも施工前の屋根です。漆喰が黒ずみカビが発生しています。
施工前の谷板金
こちらは施工前の谷板金です。
経年劣化により錆付いていました。
谷板金は、雨水を排水する目的で設置されているため雨水が集中する箇所になります。
このまま放置しますと劣化が進み腐食し、雨漏れが発生します。
施工前の外壁
こちらは施工前の外壁です。各所にクラックが発生しチョーキング現象もありました。
足場組
まずは、安全に作業するための足場組からスタートします。
屋根の棟に鬼瓦を設置
屋根の棟にもともとは設置されていなかった鬼瓦を設置しました。
鬼瓦を設置することで、棟の雨仕舞いの役割を果たし雨水の侵入を防いでくれます。
また、鬼瓦を設置しますと美観もアップします。
漆喰工事の施工後
漆喰工事の施工後です。
施工前は漆喰が劣化し黒ずみやカビ、苔などが発生していました。
このまま放置しておくと、剥がれて中の葺き土がむき出しになり雨水を吸収します。
そして、最悪の場合は屋根の下地が腐敗したり、傷みを引き起こします。
外壁塗装の下地補修
外壁塗装の下地補修です。
外壁塗装工事前に下地の補修を行います。
クラック箇所をコーキングで補修します。
スタッコ仕上げによる塗装
S様邸の外壁はスタッコ仕上げ(モルタル壁の仕上げの一種で細かい凹凸があるのが特徴)のため、今回は通常3回塗りのところ、4回塗りで仕上げることになりました。
スタッコ仕上げの外壁はチョーキング現象が起こっていると、塗料の粉化物が密着性を阻害するため洗浄や念入りな下地調整が必要となります。
下地調整完了後、上塗り材との密着性を高めるために下塗りをします。
マスチック工法という厚塗り工法で中塗りをしています。
マスチック工法は、通常の毛質ローラーではなく特殊な網目になっているローラーで塗布していきます。
このローラーを使用することで塗膜が厚くなりひび割れが発生しにくく耐久性も高くなります。
外壁塗装の中塗り
こちらが外壁塗装工程の中塗りです。
中塗り後は最終の上塗りです。
上塗りは外壁塗装の仕上げとなる重要な工程です。
見た目の美しさ、塗料の性能を担保するために職人が丁寧に仕上げます。
雨樋や雨戸なども塗装
外壁塗装の際は、外壁部のみの塗装ではなく雨樋や雨戸なども塗装するのが一般的です。
錆止めを施し雨戸も綺麗に塗装します。
施工前の和室
こちらは、施工前の和室です。
既存の畳を撤去します。
畳撤去後、床補強工事
畳の撤去後、床補強工事をさせていただきました。
床下部の床束ジャッキを交換設置し補強しました。
施工後の和室
施工後の和室です。
畳からフローリングに変更し洋室が完成しました。